骨粗しょう症
骨はわたくしたちの生体の支持組織として、荷重を支えています。さまざまな因子が骨に作用して、骨吸収と骨形成を繰り返しています。これらのバランスは30歳代までは平衡が保たれていますが、40歳以降骨形成量が減少し、特に女性は閉経後10年間で著しく骨吸収が亢進します。
これに対し当院では、DEXA法による骨密度測定装置や骨代謝マーカーの測定を用い、的確に評価したうえで、栄養指導のほか、内服薬、注射薬で治療を行っています。ご高齢になっての骨折は今後の生活に関わってきます。身長の短縮は重要なサインですので身長が低くなった方はご相談ください。
