先日、千葉ブレストセンターシンポジウムが行われ、出席してまいりました。この会は、千葉大学医学部附属病院にブレストセンターが創設されたことを記念したシンパジウムです。ブレストセンターとは、乳腺外科、形成外科、乳腺腫瘍内科、放射線診断科等の乳腺専門医が一堂に会して、乳がんの診断と治療を効率的に行っていく医療部門のことをいい、そのほかの看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー等の他職種も、患者中心のチーム医療のために参加しています。遅ればせながら、千葉県内の医療および医療界の中枢を担っている千葉大学に、ブレストセンターができたことの意味は大きいと思われます。

　とりの演題は、NHKのプロフェッショナルにも出演され、誰もが知る方となった、日本の乳腺外科医の第一人者でらっしゃる昭和大学医学部乳腺外科教授の中村清吾先生から、乳がん治療におけるチーム医療に関して、特別講演が行われました。中村先生は千葉大学医学部の出身でもいらっしゃり、母校のブレストセンターの立ち上げのシンポジウムに来葉されたました。中村先生は4代続く鍼灸師の家に生まれ、在学中、東洋医学研究会に参加していたとのこと、わたくしも同会には、多少、顔を出しており、驚きながらお話しをお聞きしました。

　意見交換会では、旧知の先生方と情報交換ができ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。