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胃・十二指腸の病気(胃潰瘍・胃がんなど)

 胃や十二指腸(胃と小腸を繋ぐ消化管)の病気で多いのは、胃酸やピロリ菌等によって粘膜が傷つけられて起こる胃潰瘍・十二指腸潰瘍です。その他に、胃がん・十二指腸がんなどがあります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

 胃酸やピロリ菌、食物、薬物、飲酒、喫煙等で胃や十二指腸の粘膜が傷つけられて起こる病気です。

 症状として、胃の痛みや胸やけ、膨満感等があります。内視鏡や消化管造影検査等で検査をして病気が確認されたら、薬物などによる治療を行います。

胃がん・十二指腸がん

 胃や十二指腸にできるがんを指します。アジア圏では、とくに胃がんの発生率が高いと言われています。また、初期には自覚症状がほとんどないため、発見は難しいとされていましたが、日本発の消化管造影検査(いわゆる胃のバリウム検査)や内視鏡検査で、いち早く診断することが可能となっています。進行してくると、腹痛、吐き気、食欲減退、嘔吐の症状が現れます。

 胃がんはヘリコパクター・ピロリ菌の関与が示唆されています。このため、ピロリ菌の存在が診断された場合、1週間の内服薬による除菌を行います。一次除菌で菌が消えない場合は、二次除菌も行われています。なお、ピロリ菌は胃がん以外にさまざまな消化器癌と関連性があることが指摘されています。ピロリ菌の検査には、ピロリ菌の検査には、内視鏡を使って直接胃の組織を調べる方法と、呼気(吐く息)を採ってその中に含まれている二酸化炭素を調べる方法、血液や尿で抗体をみる方法の三つがあり、それぞれ特徴があります。

 内視鏡検査や消化管造影検査等で検査し、治療します。

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